概要 デラえもんブラック高校に進学 京大合格のために超絶受験勉強! その結果、病んで感情を失う…って話。
さてデラえもん とある進学校へ入学。
ここは京都大学の合格者数では日本一の某有名進学校。
こりゃぁ、京大合格にまた一歩近づいたんじゃね?
とのんきに喜んだのもつかの間、そこは超絶ブラック高校でした。
クラス分けは、当然、成績順。
成績が低い生徒はクラスで点数を読み上げられ見せしめにされました。
ヤバいのは先生も生徒の成績で格付けされるところ。
だから先生は生徒の成績に血眼です。
生徒に対し「お前のせいでオレの給料が下がるだろ」と脅す始末。←これマジ話。
フツーに鬼軍曹。
「ヤベーところに入っちまった」
もう、学校全体がブートキャンプ。
「成績が下がると居場所がなくなる…」という恐怖。
ドロップアウトしたらどうなるのか想像もつかない。
「やるしかねぇ」
しっかし、正直勉強って超絶つまらない。
これ何の役に立つんだよ?
…でも、やるしかねぇ。
興味のない知識を無理やり頭にインストール!
つまんないから、ぜんぜん覚えられねぇ。
詰め込んでも詰め込んでも片っ端から頭から流れ出して忘れていく。
ひと一倍記憶力の乏しいデラえもん。
もう、ザルで水を運んでるみたいだ。
でも、ほかに手段はない。
超高速で水を運べばいいんだろ!!
ザルで上等だぜ!!
OK、腹はくくった。
いくらブラックでも高校は3年間。
期間限定ならやってやろうじゃないか。
学校は7限目まである。←この時点でフツーじゃないが、
それに加えて自習の時間割をつくってやったぜ。
家に帰ってからも5限の自習カリキュラム。
合計12限勉強に宿題も追加だ。
おいおい、もう寝てる暇なんてねぇぞ。
実際、高校3年生になってからはベッドで寝たことがなかった。←これもマジ話
ベッドでぐっすり寝ると起きれないから。
どうやって寝たか。
勉強机の下で丸まってちょっとウトウトするだけ。
仮眠から覚めたらふたたび詰込み勉強!!
いつも朦朧としていました。
食事すらめんどくさくなっていきました。
勉強以外は価値がない!無駄!!悪!!!
…正気を失いました。
焦り以外の感情は薄れ、とり憑かれたように机に向かいました。
「志望校合格以外に出口なんてない」
もはや狂気!!ひたすら狂気!!!!!
・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
… いま思い返しても、なぜ・どうやって
あんなに自分を追い込んだのかわかりません。
でも、そんな狂気の高校時代でもいつかは終わります。
1年間 浪人しましたが、なんか志望校に合格しました、なんか分からんけど…
ああ、生き残れた…
もう戦わなくていいんだ…(笑)
意外にも、たいして嬉しくもありませんでした。
極度の緊張から突如解放されてなんか戸惑っていました。
結論! 受験勉強は “やり込みゲー”
そりゃーこんだけやり込んだら勝てるよね。
代償として、高校生の多感な時期をまるごと犠牲にしました。
大学生なったあとも 失った感情を取り戻すのには数年かかりました。
数年後のある日、TVを見ながら笑ってたデラえもんに向かって母が言いました。
「あんたそんな顔して笑うのね」
…デラえもん 笑わない高校時代がやっと終わったみたいです。
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