大学にはほぼほぼ不登校でしたが、
サークル活動は充実してました。サイコーです。
とはいえ、モラトリアムも長くは続きません。
卒業が近づけば、就職活動するのがフツーです。
ちょっとまって、
「いきなり就職しろと言われても、やりたいことなんてないぞ」
世は世紀末・バブル崩壊後、しかも団塊ジュニアの就職戦線は超氷河期。
学生は履歴書を数百社に応募するのが当たり前という時代。
なんだよ、学生多いうえに不景気ってどういうことデスカ?
神さま 団塊ジュニアになんか恨みでもあるの?
しかし、デラえもんは腐っても京大。
大学のブランドを活かせばある程度希望通りの就職が出来そう。
なのに ここがデラえもんのクソなところ、
「やりたい仕事なんてない、というかやりたいことが分からない…」
… zzz
「じゃ、せめて世のため人のためになる仕事に就こう」
世のため…とかいうと聞こえはいいのですが、
自分には選択肢があるのに、選択権を行使するだけの“意思”がなかったんです。
今思うと本当に情けない。
自分で決めれないなら、世の中のニーズという大義名分にすがろうと考えただけでした。
そんな付け焼刃の就職活動をしてみました。
3社ぐらいまわってみました。
が、どうにもしっくりこない。
「一生この会社につとめるぞ」なんて決めれないよ。
こりゃダメだ、就職活動挫折…
今年はムリ!
あっさり。
じゃ、「わざと留年して1年後に就職活動仕切りなおす」
という親不孝を発動。(←ほんとクソ)
「ん−、1年ぽっかり空いちゃったな—」
…。
このとき自分でも気づいてませんでした。
デラえもんには、敷かれたレールの上を走るエンジンはあるんだけど
進行方向を決めるハンドルが足りてない。致命的に。
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