採用面接の本質①

採用面接の本質

「まえがき」

就活の面接のノウハウ情報ってweb上にあふれていますね。

  • 身だしなみ
  • 受付のマナー
  • ノックのしかた
  • 着席のマナー
  • あいさつで好印象を!
  • 想定質問と模範解答

何をすればよいのか“to do”で指示してくるので、とても便利ですね。
これら情報はググればいくらでも出てくるので、それは他のサイトにお任せします

しかし、こういったノウハウは誰もがやってるので、差別化はできません。
web上の小手先のテクニックで、面接官から加点を得るのは難しいでしょう。

では、どうすれば面接官から“採用”を勝ち取れるか?

私は一部上場の自動車メーカーで技術系の新卒採用・社内の昇格面接の面接官をやっています。面接では「こう言ってくれたら採用・昇格させてあげられるのにな」っていつも歯がゆい思いをしています。

そこで、面接者視点で「採用面接の本質」と題して解説していきたいと思います。

「本質を知れば採用面接は攻略できる」

採用面接の本質は「面接官の期待を満足させること」

面接って「他人より優れている」ことをプレゼンする場だと思っている人も多いですね。         

それ、NGではないんですが、ちょっとズレているんです。

採用面接の本質は「面接官の期待を満足させること」です。

ここが大事。

やりがちな失敗
面接は“のど自慢大会”ではありません。主役はあなたではないんです。
一方的にあなたのスキルを披露しても合格は得られません。 

正解は
採用面接って、面接官とあなたの共同作業なんです。
面接官が手元のメモに「採用」って書けるように、あなたがサポートするんです。

面接官は攻略すべき敵ではなく、“採用”をくれる味方です。
彼らが「合格」を点けやすいように判断材料を提供してあげてください。

面接官の価値観を知っておけば攻略できる!

でも面接官を満足させろって言われても…、初対面の面接官が何考えてるかなんて分からないよ。
…そうです、「初対面のオジサンを会って30分で満足させろ」というところが面接の難しさなんです。

多くの新卒者にとって、会社員の価値観はなじみがないと思います。

でも、相手も知らずにいきなり面接に臨むのは負け戦です。

ただ逆に、事前に面接官の価値観を知ってたら勝てそうな気がしませんか?

会社員の価値観を理解し、面接官の期待を把握できれば、差別化できます。採用面接はきっと攻略できます。しかも、価値観は入社してからもずっと使えるスキルです。知っておいて損はないでしょう。

コラム
面接官としては、web上のHowTo情報通りに模範解答を繰り出す受験者さんだと、「仕事もググって片付けようとするんだろうな」と思っちゃいます。
面接官としては、あなたが、面接慣れしてなくても、つたなくても、全然OKです。自分の頭で考えて自分の言葉で話してくれる人に可能性を感じますね。

採用面接の本質を知れば面接は難しくありません、必ず攻略できます!
第2話/全4話へ続く。

採用面接の本質 2/4 へ続く

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